5 of 6

Flowers in the Sandfall – A Whole Year per 12 Hours, Tokushima

teamLab, 2018, Interactive Digital Installation, LED, Endless, H: 5210 mm W: 1280 mm D: 160mm

Flowers in the Sandfall – A Whole Year per 12 Hours, Tokushima

teamLab, 2018, Interactive Digital Installation, LED, Endless, H: 5210 mm W: 1280 mm D: 160mm

高さ5210mm、横幅1280mm、奥行き160mmのLEDでできた巨大な立体物である。

12時間を通して、1年間の徳島に咲く花々が咲いては散り、変化していく。
花は生まれ、成長し、つぼみをつけ、花を咲かせ、やがて散り、枯れて死んでいく。つまり、花は誕生と死滅を、永遠に繰り返し続ける。

流れ落ちる砂の前に人が立つと、砂はその人がつくる存在感に衝突し、砂が割れていく。
古代から、人々は、落下していく砂を見て、短い時間の概念を知り、そして、咲く花々の変化で、長い時間の移り変わりを感じてきた。

作品はコンピュータプログラムによってリアルタイムで描かれ続けている。あらかじめ記録された映像を再生しているわけではない。全体として以前の状態が複製されることなく、鑑賞者のふるまいの影響を受けながら、変容し続ける。今この瞬間の絵は二度と見ることができない。