積層された空間に増殖する無量の生命 / Proliferating Immense Life in Layered Ultrasubjective Space

teamLab, 2023, Digital Installation, Sound: Hideaki Takahashi

積層された空間に増殖する無量の生命 / Proliferating Immense Life in Layered Ultrasubjective Space

teamLab, 2023, Digital Installation, Sound: Hideaki Takahashi

花々は、誕生と死を繰り返しながら、増殖と死滅を繰り返し、1年間の花々が、時間とともに移り変わっていく。

空間に配置した多数のスクリーンと相対的に同じ位置関係で、作品世界に多数の視点を置き、視点ごとにチームラボが考える「超主観空間」によって切り取り、それぞれのスクリーンに映している。「超主観空間」は視点周辺の空間を切り取るため、展示空間に作品世界の空間が重ね合う。

来場者が、花々に埋もれていく他の人を見た時、その人は、作品世界でも、相対的に同じ位置で花々に埋もれていることになる。つまり、見ている人にとっては、作品世界にその人が存在していることと同等になる。来場者は、他者にスクリーン越しに見られた時、展示空間だけでなく、作品世界においても、作品の一部となる。