Digital Art

2001

チームラボは、デジタルアートによるアートと人との新しい関係性を模索することで、人々と世界との新しい関係を模索する

表現は物質から解放され、変化そのものを表現できる

人類がデジタルテクノロジーを手にする以前、人間が生み出す表現や情報は、紙とインクのような質量を持つ物質と固定しないと存続できなかった。しかし、デジタルテクノロジーによって表現や情報は物質から解放され、表現単独、情報単独で存続しうるようになった。アート作品においても、たとえば絵画はキャンバスや絵の具という物質と固定することで存在する。そのため、作品も固定的に存在していた。しかし、物質から解放された表現は、表現単独で存続できるようになり、自由に変容可能な存在になったのだ。
そして、デジタルテクノロジーによって、変化そのものをより自由に、より厳密に表現できるようになった。人々のふるまいや作品の置かれている環境によって、どのように変化させるかということが表現できるようになったのだ。つまり、作品を鑑賞者に対して「インタラクティブ」(双方向的)にすることで、鑑賞者が作品へ参加するようになるだろう。

拡大性と空間適応性

表現が変容可能な存在になったことにより、デジタルアートは容易な拡大が可能となる。もしくは、より自由度の高い「空間適応性」をもったとも言える。作品はより巨大化・空間化していくだろう。鑑賞者は、以前よりも鑑賞者は直接的に作品の中に入り体感するようになるだろう。

テクノロジーによって、変化そのものを表現できる

変容可能な存在になったことで、作品は「変化そのものをより自由に、より厳密に表現」し、作品そのものがどのように「自らを永遠に変化」させるかということも表現可能になった。そして、鑑賞者や環境や状況によって、どのように作品を変化させるかということすら表現できるようになったのだ。つまり、作品を鑑賞者に対して「インタラクティブ」(双方向的)にすることで、鑑賞者が作品へ容易に「参加」することができるようになった。