永遠の今の中で連続する生命 - 萌葱 / Continuous Life Now and to Eternity - Moegi

teamLab, 2024, Digital Work, Endless

永遠の今の中で連続する生命 - 萌葱 / Continuous Life Now and to Eternity - Moegi

teamLab, 2024, Digital Work, Endless

花は、生まれ咲き散ることを永遠に繰り返していく。
現実の時間の流れで、花々が季節に合わせて日々移り変わっていく。そして、この場所の日の出とともに作品世界も明るくなり、日の入りとともに暗くなっていく。

人々の身体の時間、都市の時間、花の生死が繰り返されていく時間、それぞれの異なる時間が、身体、都市、そして作品世界に接続したまま交差し重なり合う。作品空間は異なる時空が重なり合う。

作品世界は、チームラボが考える「超主観空間」によって平面化しているため、レンズやパースペクティブによる平面化とは違い、鑑賞者は視点が固定されず、身体が自由で動的になる。そして、作品世界が映し出された壁は人々と作品との境界面にならず、作品世界は人々の身体のある空間と連続する。