何を見ていているのか?そしてそれは存在か?
透明の球体の中心に存在する光の球体。しかし、この光の球体は存在しない。
光の球体表面にガラスなどの物質は何もなく、この球体は光だけでできている。しかし、物理世界では光は凝固せず、光が球体状の塊になることはない。つまりこの光の球体は存在しない。
この球体は、物理世界には存在せず、認識世界に存在する彫刻「Cognitive Sculpture / 認識上の彫刻」。
マテリアルは、光と身体と認識。体験者自らの動的な身体と認識によって形が作られ、体験者自身の認識世界のみに出現し存在する彫刻である。認識上存在する時、それは存在である。
認識と存在を問い直す。そして物質的存在とは違った新たな存在の可能性を開く。