チームラボボディ / teamLabBody

Kazuomi Sugamoto (Orthopedist, Professor of Osaka University) + teamLab, 2013, Application

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チームラボボディ / teamLabBody

Kazuomi Sugamoto (Orthopedist, Professor of Osaka University) + teamLab, 2013, Application

「teamLabBody -3D Motion Human Anatomy-」は、菅本一臣教授(大阪大学運動器バイオマテリアル学、整形外科医)の監修のもと開発された医学アプリです。人体全身の筋肉・神 経・骨・関節を3Dビジュアル化、骨格の動きは生きた人間の動きを世界で初めて再現しています。

世界初!生きた人間の骨格の動き
献体とは異なる生きた人間の関節の動きを3Dで再現
世界で初めて、生きた人間の関節の三次元的な動きを解析し再現。
生きた人間の関節の動きは医学教科書に記載されている献体の動きとは異なることを発見し、1998年から研究を開始。 10年以上にわたって生きている人間ですべての関節の形態や動きをCTやMRIで撮影し、コンピュータ解析。
人間の骨格の形態や動きを自由な角度・倍率で閲覧できます。

忠実に再現された3D人体模型
CTやMRIのデータから忠実に再現
全827部位をCTやMRIの静止イメージ画像を元に三次元で忠実に再現しています。全身の筋肉・じん帯・神経・血管・骨を対象としています。(内臓・脳も今後リリースを予定)。

全身表示から直感的に操作
非常に理解しやすく患者様への説明に役立ちます
筋肉・じん帯・神経・血管・骨を全身表示させた状態から自由に操作が可能。
・表面から段階的に表示・非表示をスライドバーで切り替え
・筋肉・じん帯・神経・血管・骨を表示・半透明・非表示で 切り替え
・選択した部位を表示・半透明・非表示で切り替え

対象部位を即座に検索
1000近くの全身の部位を詳しく説明
部位名、各部位の詳細説明を検索し、即座に表示することができます。また、お気に入り登録・検索履歴の閲覧・各部位へのメモ追加も可能です。

モード説明
3D人体解剖図モード
人体の全身の筋肉・じん帯・神経・血管・骨を見たい部分だけ3Dで閲覧できます。
*角度や倍率も自由に調節可能


骨格モーションモード
生きた人間の骨格の動きを3Dで閲覧できます。
*動きは複数方向を選択可能
*角度や倍率も自由に調節可能


「関節の三次元的な動きが見たい」
teamLabBody -3D Motion Human Anatomy-のベースとなったのは、大阪大学運動器バイオマテリアル学、整形外科教授の菅本一臣の研究チームが整形外科疾患の治療過程で世界で初めて開発した、生きた人間の関節の三次元的な動きを解析する手法でした。
従来、整形外科の治療、手術の際には、レントゲンによる二次元平面への投影像、CTやMRIによる三次元静止像が参考とされてきましたが肩関節の脱臼や変形性膝関節症患者への膝人工関節の導入の際には、上記情報だけでは限界がありました。そこで、菅本教授の研究チームは、下記の骨関節の三次元形態および動きを解析する技術を開発しました。

○CTまたはMRIを用いたレジストレーション
関節動態の軌跡上で複数の肢位でCTまたはMRIによる撮影を行い、各肢位で撮影されたイメージ画像から対象となる骨を抽出し、三次元構築させるというもの。
さらに各肢位の骨どうしを重ね合わせることにより、移動距離や移動回転角度を算出することが可能になります。

○2D3D レジストレーション法

動画撮影したX線レントゲン像の1コマ1コマに対し、コンピュータプログラムを用いて骨の空間位置座標を推定することで、最終的に動態をムービーとして可視化することが可能になります。

医学教科書にない関節の動き方の発見
同研究チームは、上記技術を用いて生きた人間の関節の動きを調べた結果、人間が自分の意志で動かした関節の動きは、従来の医学教科書に記載されている献体から得た動きとは異なることを明らかにしました。 これに着目した同研究チームは生きた人間の骨格の動きがわかれば、治療や手術、教育に大いに役立つのではないかと考え、teamLabBody -3D Motion Human Anatomy-の開発を1998年から開始しました。

精度の高い骨格・筋肉の3Dモーショングラフィックスが可能に
20~30名の研究協力者を募り、生きている人間で過去10年以上にわたって全ての関節の形態や動きをCTやMRIで撮影し、静止イメージ画像をコンピュータ解析した上で、人体の全身の筋肉・神経・血管・骨・関節をビジュアル化してきました。 さらに、臨床の現場に近い研究室において、臨床医と開発者が机を並べ意見を交換し合うことで、他の類似サービスでは実現できなかった、精度の高い骨格・筋肉の形態や動きなどの3Dモーショングラフィックスによる表現が可能となりました。

teamLabBody利用シーン
○整形外科医、理学療法士および作業療法士の先生方には
・人体解剖・運動学的知識の習得や臨床(診療・治療計画立案等)に役立ちます。
・筋肉の後ろにある大事な神経の存在等を簡単に把握でき、実際の手術計画等で役立ちます。
(オフラインで使用できるので、端末機器に清潔処理を施せば、術中活用も可能となります)
・一般の方にも非常に理解しやすく外来診療においても患者様への説明に大変役立ちます。

○医学生の方には
・生きた人間の動きに基づいた骨格・筋肉の形態、動きの表現により、実用的な人体解剖・運動学的知識の習得に 役立ちます。

○鍼灸マッサージや整体師、トレーナーの方々には
施術方法を学習・開発する際の、人体解剖・運動学的知識の習得に役立ちます。

異分野へのデータ活用とコラボレーションについて
teamLabBodyでは、今回リリースする三次元解剖学書の基礎データを、教育および商用など異分野への応用活用に向けて幅広く提供していく予定です。応用開発に関する企業間コラボレーションも可能となっておりますので、お気軽にお問い合わせください。 
お問い合わせはこちらからどうぞ>>

菅本一臣(すがもと・かずおみ)
1956年生、大阪大学整形外科運動器バイオマテリアル学教授。研究内容は、肩関節・膝関節、骨関節3次元動態解析、人工関節の開発、関節のバイオメカニクス、関節のキネマティクス。

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