February 1, 14:00
February 1, 18:00
April 7, 14:00
May 1, 14:00
May 20, 14:00
June 20, 14:00 Rain
August 10, 19:00
November 11, 14:00
この作品は、いつかの時代のどこかでもあり、今のここでもある。
作品世界は、現実世界と同じ時間の流れの中にある。作品がある場所の日の出とともに朝が訪れ、日の入りとともに夜がはじまる。作品のある場所で現実に雨が降れば、作品世界にも雨が降る。草花は、季節とともに日々移り変わっていく。
人々の生活も、現実の時間帯や天候によって変化し続ける。季節とともに祭や行事が行われ、日々、様々な物語が加わりながら、人々の営みは続いていく。
作品世界は、鑑賞者のふるまいの影響を受ける。鑑賞者が作品世界の人々に触れると、人々は反応する。触れることが少しであれば、人々はやがて日常へ戻る。しかし、連続的に人々に触れ続けると、近くの者同士は争いをはじめる。争いは殺し合いへ発展し、やがて町全体へ広がり、町は火に包まれる。炎は一年以上続き、人々は死に絶え、町は焼き尽くされる。
一度世界が燃えはじめると、燃える前の世界をもう二度と見ることはできない。鑑賞者のふるまいは、一時的な反応を引き起こすだけではない。それは、作品世界の歴史となり、取り返しのつかない結果として残り続ける。鑑賞者もまた、その結果の当事者である。
誰一人いない荒廃した町にも、現実の時間とともに、日が昇り、日は沈む。時が流れ、数か月後には、焼け跡に新しい草花が芽吹く。草花は、生まれ咲き散ることを繰り返しながら、現実の時間の流れの中で日々移り変わっていく。春には、草木が深々と生い茂り、花は咲き誇り、鳥はさえずる。草花の移ろいを繰り返しながら、世界は続いていく。
人間の営みが終わっても、時間は止まらない。季節は巡り、草花は生まれ、世界は変化し続ける。
鑑賞者は、歴史を引き起こした者として、その結果の中に存在し続ける。