Digitized Nature
自然を破壊することなく、非物質的なデジタルテクノロジーによって、自然が自然のままアートになる。
Digitized Nature は、光、音、センシング、ネットワークなどの非物質的なマテリアルによって、生きたまま自然をアートにする試みである。ここでは、自然は作品の背景ではない。自然は、作品の場であり、作品の一部であり、作品の存在条件である。
自然そのものの姿形、質感、変化には、長い時間と、生態系との連続性が内在している。そこには、人間の理解を超えた圧倒的な情報量がある。自然は、それ自体が生態系の一部でありながら、その表面や内部にも生命を宿し、生態系を成している。人間が作る物体とは違い、その存在の輪郭は曖昧である。
ここで起きているのは、自然を素材として加工することではない。自然の姿形、質感、変化、自然が内包する生態系、そして環境が、作品の生成条件になっている。自然を人間が彫刻するのではなく、自然そのものが持つ形、質感、変化、時間、生命、関係性を、作品として開いていく。
Digitized Nature は、自然とアートの関係を、物理的な大地への介入から、非物質的な共存へと移行させる試みである。自然を破壊せず、自然が自然のままアートになることで、人々の意識は、自然を対象として見ることから、自然の中に存在し、自然と連続していることへと開かれていく。
FEATURED WORKS
teamLab, 2014-, Interactive Installation, Sound: Hideaki Takahashi, teamLab
増殖する生命の滝 - 四国の山奥 / Ever Blossoming Life Waterfall - Deep in the Mountains of Shikoku
teamLab, 2016 - 2017, Digitized Nature, Sound: Hideaki Takahashi
溪谷に咲く花、流れ込む滝 - 大歩危小歩危 / Flowers Bloom under the Waterfall in the Gorge - Ōboke Koboke
teamLab, 2016, Digitized Nature, Sound: Hideaki Takahashi
海に浮遊する、呼応する球体 ‐ 美らsunビーチ / Floating, Resonating Spheres on the Sea - Chura Sun Beach
teamLab, 2017, Interactive Digital Installation, Endless, Sound: Hideaki Takahashi